2012 (by wildfox76)
Carmen and I (by JOEL WRIGHT PHOTO)
Reflections (by ontheraks)
なぜこの評価になるかというと、やはりユーザーは、「完成されたカーナビ」という商品と比較して性能を評価してしまうからである。たとえば、「GPSの感度が悪くて、起動してから現在地を正しく判断するまでの時間がかかりすぎる」とか、「ナビ中にスマホが勝手にスリープ状態になってしまい、途中で案内がされなくなる」といった、「まあ、そういったことも起きるだろうな」という点を、ユーザーは不満と感じているようだ。
クリステンセンは『イノベーションのジレンマ』で、この「製品としてあまり評判が高くない」という特徴が、カーナビ業界各社の警戒心をゆるめてしまうことを指摘している。その結果、破壊的イノベーション商品が上位市場の製品からの攻撃でつぶされることなく、ゆっくりと成長できるようになる。
つまり、NAVITIMEのスマホアプリの評判が現時点でそれほどよくないことは、実はNAVITIMEの成長にとっては時間稼ぎになり、カーナビ各社にとっては、将来的に都合が悪い事態を引き起こすと、この経営理論は言っているのだ。